
前回記事で幼虫をつぶしてしまった事を報告していたタランドゥスですが、2セット目は上手くいきそうです。
2セット目は菌糸ボトル産卵
最初のセットではカワラ材を使用した産卵セットを組み、実際に産卵はしていのたですが卵で取り出してしまったこで卵は腐り、幼虫を1頭潰してしまうというおまけつきの痛恨のミステイクをかましてしまいました。
このミスを踏まえて、現在ババオウゴンオニで好調な菌糸ボトルによる産卵セットを組みました。
産卵確認
結果ですが、普通に産んでくれます。しかもボトルの壁面に卵が見えますので産んでいる事が非常に良くわかります。
そしてそのまま幼虫がある程度大きくなるまで菌糸ボトルで飼育できますので、もうこの方法最高ですね(笑)。
産んでくれるのであれば菌糸ボトル産卵以外は考えられないです。
今回の産卵セット
一応今回の産卵セットを簡単に紹介します。
ババオウゴンオニ用に用意していた予備の菌糸ボトルを使って組んでいます。
内容は下記、これで今回は産んでくれました。
ケース:クリアスライダー大
温度:24℃~25℃
湿度:40%~60%
投入してから数日の間は特に潜ったきり木屑を出すような行動はしていませんでしたが、しばらくすると一度ボトルから出てきて大量にエサを食べ始めました。
それから数日して菌糸ボトルを確認すると大量の木屑が!
この時点で相当安心しましたが、予想通り緑の卵を確認。
しっかり産卵してくれました。
落ち着いて待ってあげる事が大事
産卵セット投入後、すぐには産卵行動に移らず1週間2週間と動きが無い事もあるかと思いますが、そこで焦らない事が非常に重要だなと感じました。
じっくり待ってあげると、忘れた頃に産んでいるという事がある気がします。
幼虫の孵化を確認
卵を確認してから、3週間ほど経過したところで幼虫の孵化を確認しました。
これでばっちりですね。あとはもう少し大きくなったら割出をして菌糸瓶に移動していこうと思います。
注意点
注意点と呼べるのか微妙なところですが、今回のタランドゥス♀は産卵後も菌糸ボトルから全然外に出てきてくれないです。
そのため、次のセットへ移動できないという状況に・・・
割出のタイミングで一緒に取り出して、次セットへ移そうとは思っていますがこの辺の行動は個体の性格や気分に依存しそうな気がします。