ユダイクスミヤマ ペアリング/産卵セット

前回記事ではユダイクスミヤマのペアが起床したところまで書いていました。
今回はペアリングと産卵セットへの投入についての記事投稿となります。

ペアリングは顎縛り

もう再三書いているのですが、以前にドンミヤマのブリードに挑戦し盛大に滑っている筆者です(笑)。
理由はずばり「♀殺し」です。
クワガタ・カブト界では一般的にカブトでの♀殺しはあまり聞きません。
クワガタではヒラタ系・ノコギリ系・ミヤマ系は♀殺しがあり、特にヒラタ系はもうそれはそれは深刻なレベルで♀殺しがあると。
前情報はある程度知っていたのですが、ミヤマはそこまででも無いのでは?という謎の自信から顎縛りをする事なく同居⇒殺害事件。
となりました。
これまでの失敗を活かすべく、今回のユダイクスミヤマはしっかり顎縛りをした上での同居を予定します。

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顎縛りについて

♂の大顎を縛る方法はいくつかネット上でも紹介されていますね。
有名な方法だとプラスチック製の結束バンドを3個使って留める方法でしょうか。
左右の顎それぞれに結束バンドをつけて円を作り、最後の1個で左右に作った結束バンドの円をくくる方法ですね。
その方法でも良かったのですが、今回は別の方法を試してみました。
⇒単純に結束バンドがどこにいったかわからなくなってしまった。

今回使ったのは通称「ねじりっこ」と呼ばれるものです。

こういうやつですね。電気製品を買った時にコードを縛ってある「あれ」ですね。
針金をビニールやらプラ材でコーティングしてあるような製品です。
これを使い下記のように♂の大顎を8の字に縛り、最後に中心でまさしく「ねじりっこ縛り」してやります。

ガッチリ固定できました。
恐らくよほどの事が無い限り外れないと思います。
顎縛りはこれでOKとします。

同居開始

顎を縛った上ですぐに同居を開始しました。
今回ブリードしているユダイクスミヤマのペアについてもう一度ステータスをおさらいしてみます。

ユダイクスミヤマ詳細
♂:92.2mm [2018/6羽化] ♀:51.3mm [2018/4羽化]

後食開始:2019/3/10頃

という事で後食からはおよそ1か月ちょっと待ちました。
喰いは大変良好でエサにがっついてるような状態を確認しています。

いざ同居です。

メイトガード確認

翌日にはメイトガードを確認しました。

また、さらに翌日には交尾シーンを偶然にも見る事ができましたので一安心です。
もう2~3日同居させた後に産卵セットへと移行していきました。

ユダイクスミヤマ産卵セット

産卵セットについてはブリーダーの先輩方からのアドバイスもありつつ、自分のオリジナリティも大事にしつつという事で下記のようなセットを組んでみました。

マット

まずは一番大事なマットですが、4種類の製品をミックスしました。

マスターズ Lucanusマット

メインになるのがこのマットです。普段からヘラクレス用マットで大変お世話になっているダイナステスマスターズさんのLucanusマットです。
その名の通り、ミヤマ産卵向けに作られたマットです。
ミヤマ産卵含めて産卵用にはRTNのNマットを使われる方が非常に多いようですが、今回は信頼を寄せているマスターズさんのマットをメインに選んでみました。
下記がLucanusマット。

非常に微粒子です。

ミヤマクワガタの気持ちはわかりませんが、何となく「産みたくなりそう」な見た目です(笑)。

RTN Nマット

とは言えやはりNマットも少し混ぜてみます。
Nマットは非常に評判が良く、色々なブリーダーの方達が使われていますね。ある意味、産卵マットの鉄板かと思います。

ただ、少しお値段が高めです。
おおよそですが、上記で紹介したLucanusマットの2倍くらいの価格設定です。

Nマットは非常に細かいマットでして、いかにも産んでくれそうな雰囲気を醸し出しているマットです。
今回も少量を混ぜ込んでセットを組んでいきます。
マットの混合比率については最後に纏めます。

フォーテック 産卵一番

続いてフォーテック社製の産卵用マット、「産卵一番」です。
産卵一番はノコギリ、色虫、ヒラタ系などに向けた製品で、袋の裏にミヤマの文字は書いてない製品です。
じゃあなんで入れたのか、という話なのですが。
何となく少し入れてみようかなと思ったからです(笑)。
今回のセットを組むタイミングで、ブラックハスタートノコギリのセットも作っていましたので産卵一番の袋も開封していたんですね。
じゃあちょっと混ぜてみようかな、という発想です。
根食い系の産卵に使えるという文言が袋裏に書いてありましたので、ミヤマでも何かしらの効果が見込めるのではないかと考えた次第です。

下記、左がNマット、右が産卵一番となります。

良質黒土

最後に大事なポイント「黒土」です。
ミヤマの産卵セットでは黒土を混ぜるという方法がスタンダードになっているようです。
これも最近知ったのでお恥ずかしい限りなのですが、今回はしっかり黒土も混ぜ込んでいきます。
黒土はマットではないので、あまり昆虫ショップでは見かけない印象です。
先輩ブリーダーのアドバイスでは東京都大田区にあるBeetle On(通称ビートロン)というショップさんで「微粒子黒土」という製品を取り扱っており、そちらがおススメという話を聞きました。

しかし・・・・

今回は近所のホムセンで買った普通の黒土を使用します!
下記を用意しました。

この黒土が非常に安価でして、ついこちらに手が伸びました。
14Lで確か500円しなかったと思います。

実際の品質ですが、普通にビニール片が混入しています(笑)。
しかし黒土自体の品質には特に問題あるようには思えませんでしたのでこの製品で十分なのではないかと思っています。
実際にセットに投入してみて、結果的に上手くいけば今後もこちらの黒土をベースにセットを作っていこうと思います。

混合比率

最後に混合比率について紹介します。

①Lucanusマット
②Nマット
③産卵一番
④黒土

①:②:③:④ = 5:1:1:3

多少の誤差はありますが、おおよそ上記のような比率で混合しています。
ここに握ってお団子になる程度の加水をしてマットは完成です。

温度・湿度その他

マットの作成については上述した通りとなります。
以下、それ以外の条件設定については下記のようにしました。

産卵セットその他ポイント
ケース:24Lバルクボックス
マット:MIXマット
加水:適度(握ってお団子)
固さ:半分程度を固詰、それ以降をゆる詰め
温度:20度~22度
湿度:60%程度

♀をいざ投入

同居期間を終えた♀を投入していきます。

今回の産卵セットはけっこう広めのケースを用意しましたので、ある程度の期間を置いてからの割出にしようかと考えてます。
気が変わってすぐに割り出す可能性もありますが・・・
いざ投入しましたので、あとは爆産を祈るだけですね。
お願いします!

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