
こんにちわNaomiです。
今回はヘラヘラ記事の更新となります。
2019年に入ってからいくつかのペアでペアリングをしましたが、一旦今回の2ラインをペアリングしてひと段落となります。
2019NAL3、L4ライン
2019年3つ目のラインは下記になります。
♀:66 mm OAKS T117-Vol.8 × No. 126
どちらの個体も血統背景はOAKS血統となります。
♂についてはサイズもそこそこかつ、胸角太目の綺麗な個体です。別ラインで使用したFFUB系の♂の方が胸角については太さがありましたが長さ関してはこちらの個体の方が長いですね。
好みの問題もありますが、このタイプの個体もとても魅力があります。
2019年4つ目のラインは下記になります。
♀:66 mm OAKS T115-T117
こちらも血統背景はOAKS血統となります。
ペアリング
♀の方は後食開始してから4~5か月が経過していましたので、もう十分に成熟していると考えられました。
問題は♂の方で、後食開始から2ヶ月は待ちました。かつ餌の食べ具合や威嚇具合を総合的に判断してそろそろイケると判断しましたのでペアリングさせました。
結果的には赤い糸も確認できましたので、恐らく問題なく成功したと思われます。
余談-成熟の見極め-
クワガタもカブトもそうですが、ペアリングする際の成熟見極めというのは非常に重要なスキルかと思います。
私自身、2018年に飼育を本格的に始めましたがこのポイントで何度かミスを犯してます。
現在はアドバイスをもらったり自分でも経験を少し重ねましたので、何となくのポイントが自分の中で確立されてきましたので備忘録として残しておこうと思います。
まずポイントになるのが、後食ですね。
活動し始めるとゼリーを食べ始めますのでここを起点に色々と考察するわけです。
良く言われるのが、「後食開始から○○ヶ月経過したら」という期間で見る方法です。
個人的にはこの方法に頼り過ぎると未成熟のままペアリングに移行してしまう可能性があると考えています。
大切なのは期間ではなく、餌喰いの勢いと考えます。
がっつりとエサを食べるようになってれば概ね成熟しているのではないかと思います。
長寿な種であればそこからさらに1か月ほど様子を見てからペアリングに移行するようにしています。
重要なのは後食からの期間ではなく、ガツッとした餌喰いをしているかどうかである。
というのが現在の結論ですね。
余談でした。
産卵セット
今回の産卵セットは少し贅沢仕様で、ダイナステスマスターズの産卵マットとビートルマットをミックスしてみました。
100%産卵マットにしても良かったのですが、これまでにビートルマットのみでも産卵していましたのでちょい足し程度の贅沢仕様です(笑)。
※産卵セット詳細
あとは祈るだけ
今年のヘラクレスセットは数的にも今回が最後になりそうな予感です。
このラインで滑ったら新たに追加する可能性もありますが、上手くいけば今年はこれまでに取れた幼虫たちを大切に育てていくフェーズに入ります。
頑張ってたくさん産んで欲しいです。
後日談(割出)
記事投稿が追いつかずに割り出しを行うタイミングとなってしましましたので、後日談として割り出し結果を合わせて投稿します。
結論から言うと、大失敗です・・・
どちらのラインも幼虫はおろか卵も1つも取れませんでした。
いやー、大ショックです。
ヘラクレスはいくつかのペアを使ってブリードしてきましたが、5ペアやって2ペアしか成功していない状態となっています。
考察
どうも後食から時間を空けすぎるのも良くないような気がしてきました。
失敗しているラインはどれもメスが後食からけっこう経過してからペアリングしているという経緯があります。
その限りではないのですが、全く関係ないとも思えませんので、次は後食開始してからの期間に注意してブリードをしてみたいと思います!