
こんにちわ!Naomiです!
2019年ではパプキンを3ラインブリードしております。
結論として全ラインで幼虫が産卵セット底面に確認できております!
成功ですね。嬉しいです。
一番最初に組んでいたAラインを割り出したましたので結果と併せてちょこちょこと考察を書いてみよう思います。
Aライン割出結果
幼虫がけっこう大きくなっている事がケース外からも確認できましたので割出を行いました。
取れました!たくさん取れました。
卵はもう無く、全て2cm程度の幼虫になっておりました。
幼虫飼育
パプキンの幼虫は多頭飼育可能との事ですので、半分の18頭ずつにして下記の構成で幼虫飼育を進めます。
マット:マスターズStagbeetleマット
頭数:18頭
温度:25度前後
マットについて袋を開封した際に異臭がなかったのでガス抜きはしておらず、そのまま少し加水して使いました。
9割を固く詰めまして、幼虫を入れて上から少しだけマットをふんわり被せて完了です。
翌日には底の部分まで潜っておりました。
考察
ペアリングと産卵セットは成功と言っていい結果が出ました。
あまり特筆するような事もないのですが、いくつか考察してみようと思います。
ペアリング
ペアリングについては完全同居スタイルで進めました。特に♀を殺すような心配もなさそうでしたので1~2週間は一緒に産卵セットに入れていました。
後食についてもそれほど気にはしていなかったですが、16gのゼリーを2~3日で食べるくらいに活動した事をきっかけに同居させた感じですね。
取り立ててポイントになるようなところはなく、同居期間を長くできるので比較的ブリードは簡単な方かと思います。
産卵セット
人によっては材を入れた方がいいという話をしていますが、マットだけで十分産んでくれました。
マットについて今回は2種類試しています。
②INSECT JOKERオリジナル 無添加発酵マット
②の方は開店イベントのガラポンで当てたやつです(笑)。
本投稿で割出をしたのは産卵一番で産ませたセットですね。見た感じでは産卵一番の方が産んでいる印象です。
産卵一番は粒子がけっこう細かいですので、産みが良いものと考察します。
気難しいキクロ種なんかでも、産卵一番をふるいに掛けてさらに微粒子にしてあげると産みが良いかもしれません。
今後チャンスがあれば試してみようと思っています。
加水についても特徴的な事はしていないです。
握ってお団子ができる程度の、いわゆる普通の加水です。
詰め方も7割程度を詰めて上部はふわっと乗せる感じの王道パターンですね。
温度
温度については23~25度程で管理しました。
高くもなく低いわけでもなくという範囲ですね。そこまでシビアにコントロールする必要はない感じです。
割出
ポイントと言えばここでしょう。
割出は幼虫が大きくなってからが◎です。
パプキンの卵は非常に小さく見落としてしまう可能性が高いためです。
ある程度幼虫が成長していれば見落とす事はありませんので、産卵セットでそのまま大きくなるまで待つ方がいいです。
幼虫も多頭飼育が可能ですし、ブリードしやすい種ですね。
サイズも小さく場所も取りませんのでおススメです。
色虫としての魅力を十分に持っていますので、これから羽化してくるのが楽しみです。
次回以降予告
パプキン2019年はA,B,Cの3ラインをブリードしています。
それぞれについて纏めて結果報告をしていきこうと思います。
羽化してからになるかもしれないですが(笑)。