ドンキエルコクワの飼育 ペアリングと産卵セット

こんにちわ!Naomiです!
実はいつの間にか入手してたドンキエルコクワについて今日は書いていこうと思います。
ドンキエルコクワは原名亜種(通称赤ドンキ)とドンキエルコクワ・亜種ハンプイ(通称黒ドンキ)がいます。

今回私が入手したのは赤ドンキの方ですね。
野外品も入る種ではありますが、けっこう高額のためなかなか手が出ない種でもあると思います。

そんなドンキエルコクワの飼育を今季スタートしましたので、飼育記事を投稿させて頂きます!それでは宜しくお願いいたします!

ドンキエルコクワについて

最初に簡単ではありますが、入手したドンキエルコクワについて紹介させて頂きます。

今回入手ドンキエルコクワの基本情報
学名:Dorcus donckieri donckieri
産地:ミャンマー・カチン
累代:CBF1
サイズ:♂56mm ♀35mm
羽化日:2019年5月中旬

2019年の春に羽化したペア個体ですね。2019年の6月頃に入手していました。

まず、ドンキって凄いカッコいいんです!
サイズも大型個体では70mmを超えてきますし、なんと言ってもその色ですよね!このレッドカラー、これが最高にいけてます。

本当であれば野外品からの累代にトライしたところですが、予算オーバーですので飼育品でのトライになります。
まあでもかっこよさは変わりませんので、問題なし!です!

似てる種だと、ネパールコクワですよね。
ネパールコクワの方は真っ黒の艶がかっこいい種ですが、ドンキはレッドカラーがいかしてます。シャア専用ですね。

ということで、ブリード初挑戦です!!

ドンキエルコクワの飼育

さて、赤ドンキの飼育です。
まず基本として本種は低温の環境が必要なようですね。
とは言え、20度以下にしないといけないということはなく大体20度台前半でいいみたいです。
22~24度くらいですかね。

ドルクス属のため寿命も長いですので、落ち着いてブリードにトライしていきたい種ですね。
2年目も産卵したという報告がありますので1ペアに2シーズン楽しめる可能性が十分ある種となります。

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羽化後の寝かせ方

羽化してからはしばらく寝かせることになるのですが、私の環境では20度程度の冷温庫に入れていました。

羽化から9~10ヶ月くらいのところで♂の方に少し動きが見られましたので、♀も合わせて22度~24度環境に移動(冷温庫から出しました)しました。
その後1~2ヶ月を掛けて起床・後食の流れですね。

寝かせる時は20度くらいで寝かせた方が安心感があるかもしれないです。
先に結果を出してしまいますが、この寝かせ方で産卵は成功していますので悪い方法ではないと思います。

後食からペアリング

無事に寝かせる期間を設けたら、次は後食とペアリングですね。
後食からペアリングまでの期間というのは凄く気になるポイントだと思います。

結論としては大体1ヶ月くらい待ちました。

ちょっと待ちきれないというのもあったのですが、1ヶ月置いて餌をどんな感じで食べてるか?という観点でいけそうかどうかを判断しました。

ペアリングについては今回は同居ペアリングです。
同居期間はおよそ5日間、成熟していればこれで十分です。
メイトガードも確認しましたので問題なさそうでした。

※同居ペアリングでは顎縛りをしています。少しでも不安な時はやっておいた方が無難ですよ!

産卵セット

同居期間が終わったら、数日間♀を単独で管理してエサを与えます。
この間に産卵セットの用意ですね。

産卵セットは下記の構成で組みました。

産卵セット構成
ケース:クリアスライダー大
産卵材:神長きのこ園 グリードSL産卵ボトル
温度:22度~25度程度

カワラ種向けのオーソドックスなボトル産卵セットですね。
ポイントとしては産卵用ボトルにグリードSLのボトルを用意した点。

多産させたい、卵を菌糸に巻かれたくないという時にセレクトするボトルです。
セットを用意したらあとはメスを入れて放置するだけです。

ボトルでの産卵セットについては下記で詳しく書いています。

産卵の様子について

産卵セットを組むと産んでるのか産んで無いのか気になりますよね。
今回も非常に気になったのですが、ボトル側面などに卵を確認できませんでした。

セットして1週間以内には穿孔していたのですが、削りかすはそこまで多く無かったです。

我慢できずにちょっとだけ割り出したところ、卵を1個確認しました!

やりました。
ということで、本種は削りカスはオウゴンオニやタランドゥスなどのように山盛りは出なくてもちゃんと産んでくれるようです。

焦らずにじっくり待ってあげるのが吉かもしれません。
あとは温度については少し工夫を入れていて、22度のところと25度のところを1週間おきくらいに移動させました。

どちらの温度帯でスイッチが入ってくれたかは不明ですが、2箇所くらいで別の温度帯を用意して移動するとどちらかの環境がヒットする可能性があると思います。
今回はこれで上手くいきましたので宜しければ試してみてください。

幼虫の割り出し

セットから2ヶ月と少し経過したところで、幼虫の食痕がボトル側面に見え始めました。
もう少し成長してからと思い、さらに数週間置いてからの割り出しです。

割り出した結果、10頭程度の幼虫が取れました!

多産してくれる種ではないのか今回の♀に関してはこのくらいなのかは不明ですが、累代するには十分な数が取れたと思います。
割り出した幼虫は月夜のきのこ園さんの菌糸をプリカに詰めたものに移動してスクスクと成長中です!
※後日2頭落ちました。

考察

それでは幼虫が取れるところまでの飼育についていくつか考察を入れてみようと思います。

難関種ではない

それほど神経質な種ではない印象を受けました。ポイントは休眠のさせ方になるのではないかと思います。
羽化後からしっかりと寝かせてあげて、しかるべきタイミングでペアリング・産卵と続けていけば多産ではないまでも一定数は数が取れるのではないかと考察します。
ボトル産卵で産んでくれますので、材にこだわる必要もなく材選びの目利きも不要な点も難易度を下げてくれています。

温度について

温度に関してはそこまで低温に拘らなくても平気だと思います。種類によっては20度程度をキープしないと産まないとか、けっこう神経質なことがあるようですが本種はそこまで拘らなくても産んでくれます。
ですのでヘラクレスをやってる環境でいける?などの心配があるようでしたら、恐らく心配無用です。
休眠期間の温度だけを冷温庫などで作ってあげればブリードに挑戦できると思います。
工夫は必要です。

産卵セットでの♀の様子

一度穿孔した♀は割り出しをするまで外に出てきませんでした。エサを食べに外に出てくるということもなく、ずーーっと潜っていました。
あまりにも出てこないので少し不安になるのですが、放っておいて平気みたいです(笑)。
個体差があって、外に出てエサをたくさん食べる♀もいるのかもしれないですが、全然出てこない♀もいますのでご自身がお持ちの♀が潜りっぱなし系♀でも気にしないで大丈夫だと思います。

今後の飼育

これからは幼虫飼育ですが、現在全ての幼虫が3齢になっていますので落ちる確率も減るかなと思います。
あまり無茶なことはせずに完品羽化を目標に管理していこうと思います。

また、現在♀は2セット目に入れていますのでもう少し数が取れたら嬉しいところですね。

それではまた報告記事を投稿致します!

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