
グランディスオオクワを産卵セットに入れてからしばらく経過しております。
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齧っている!?
しばらく何の音さたも無く、「こりゃ本当に産むのかな?」と思っていました。
もう諦めも入りつつセットを覗いてみると、なんと産卵木が一部ぐじゃぐじゃに崩れておりました!
これは完全に齧っていますね...
ようやくスイッチが入ってくれたんでしょうかグランディスさん。
キッカケ
産卵行動らしき行動に入ったキッカケとして1点思い当たる節があります。「もう少し温度高い方が産むのかな」と思い、産卵セットの位置をラックの高い段に移動しておりました。
移動から1週間くらい経過して今回の現象を発見できましたので温度が関係あった可能性が高いです。
いくつか考察を
まだ卵や幼虫を確認できたわけではないのですが、これまでの飼育からいくつか考察を記載します。
国産オオクワよりハードルは高い
数年前に国産オオクワをブリードしていた時は、ペアリングや産卵に特に困った記憶はないんです。特にペアリング、♂が温厚なのでもはや産卵セットで適当な期間同居させておけば自然と幼虫が取れるようなイメージでした。
しかし、グランディスはひと癖ありますね。
♂が凶暴
一番大きいのが♂が凶暴だという点、同居ペアリングさせるのがドキドキします。今回はたまたまペアリングが上手くいっていますが、♀殺しも普通にあるようですね。
♀が気分屋
♀の方も癖がありますね、まずペアリングしてから1か月以上経過しないと産卵セットに投入しても意味ない点。有精卵として熟成させるのに期間を要するのでしょうか、詳しい事はわからないですがペアリングから期間を開けないとダメってことですね。
あと、産む産まない、活動するしないのスイッチが良く分からないです。今回の件を通してだけの意見だと「温度」だと思うのですが、どうもそれ以外の個体固有の性格みたいなものに依存しているような気もします。
グランディスかっこいい
改めて、かつ考察でもないのですが、グランディスかっこいいんですよね(笑)。
国産オオクワの大型個体もかっこいいのですがグランディスにはグランディスの魅力があります。
大量に飼育して累代を回すような事はスペース的にも難しいのですが、これからも飼育していきたいなと思う魅力がありますね。
まずは幼虫を
今後はまずは産卵セットでの様子を観察しつつ、幼虫を割り出せる事に期待します。
幼虫が取れてからがまた面白いですからね。