
こんにちはNaomiです。
本日の記事は色虫の代表格であるパプアキンイロクワガタの飼育記録になります。
価格もお安いですし、入手しやすいため飼育された経験がある方も多い種かと思います。
この度、と言いましても春の横浜KUWATAですのでけっこう前ですが・・・私も入手しましたのでいざ挑戦です。
パプアキンイロクワガタってどんなクワガタ
まず最初にパプアキンイロクワガタについて簡単におさらいしてみます。
通称パプキンと呼ばれている本種は様々な色の表現型が見られる面白いクワガタです。
サイズは小型で、最大でも60mmはいかない程度でしょうか。かわいらしいクワガタです。
彼らはニューギニア島で見られる種でして、私が入手した個体は産地がインドネシアのワメナになります。
少し話はずれますが、パプアニューギニアとかあっちの方の地域ってクワガタもカブトもたくさんいる印象ですよね。
けっこう聖地的な感じがします(笑)。
昔、南国少年パプア君という漫画がありましたが彼の住んでいるところには面白いクワガタがたくさんいたのだなあと思います。
さて、パプキンですパプキン。
パプキンは飼育難易度も高くなく、入手しやすいとい特徴がるため飼育ビギナーの方向けという面もありますが、その反面で色が非常に多彩なため上級者の方の飼育者も少なくないという特徴があるようです。
私も色虫へのトライは今回のパプキンが最初になりますので非常に楽しみです。
ペアリング
では早速パプキンのペアリングですね。
今回ペアリングしていく個体は♂がちょっと特殊カラーなパープル系で、メスはノーマルのタマムシ色2頭になってます。
構成は1♂2♀の爆産構成です。。
後食とペアリング構成
今回の個体は入手した時点ではまだ未後食でしたが、1週間ほどで雌雄ともに後食を開始しました。
餌喰いの雰囲気をみて、16gのプロゼリーを2~3日で食べ終わるくらいになってからさらに1~2週間ほど期間を置きました。
本種は寿命が短いという話はあまり聞きませんので、じっくり成熟させる方針で進めました。
この時の成虫管理温度は24℃ほどです。
続いてペアリングですが、今回は産卵セットを作ってそのケースに雌雄共に入れてしまう方法を取りました。
これは気分ですがまあこれでも平気かな、ということで。
1週間ほど同居させて、♂を離脱させてあとは放置という感じですね。
産卵セット
先にも書きましたが、今回はペアリングと産卵セットを同時タイミングで行っています。
産卵セットの構成は非常にシンプルで、マット+転倒防止材のみという構成です。
ケース:QBOX20
加水:握ってお団子程度
温度:24℃~25℃
湿度:70~80%
詰め方:7割固く、残りをふわっと詰め
非常にシンプルですね、マットは定番の産卵一番を使ってみました。
人によっては材を入れる方がいるようですが、今回は完全マット産みのみを想定したセットにしてみました。
幼虫確認
上記した産卵セット+ペアリングで2ラインのセットを組みました。
セットを組んでからおよそ2ヶ月ほど経過すると、ケースの底面に幼虫が見えてきました。
しっかり産んでくれていたようですね。
まだ♀が元気なようですので、それぞれ2セット目の産卵セットを組んで投入しました。
2セット目はマットの構成を変更しています。
恐らくパプキンは割とどんなマットにも産んでくれる気がしますので、景品でもらった無添加発酵マットをベースにフェロールマットを少しだけ混ぜたもので2セット目を組んでみました。
ケース:QBOX20
加水:握ってお団子程度
温度:24℃~25℃
湿度:70~80%
詰め方:7割固く、残りをふわっと詰め
マットを変更しただけであとは一緒ですね。またしばらく放置して様子を見ていきます。
タイミングを見て最初のセットを割出⇒個別飼育へと移行する予定です。
割出結果については別の投稿でご報告させて頂きます。