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ドンミヤマ産卵セット・そして悲劇

えー、タイトルにも書いてしまいましたが悲劇が起きました。
2018年よりクワカブ飼育を始めております。
一番最初にお迎えしたのが、このドンミヤマとグランディスオオクワのペアです。
諸々経緯など纏めてみます。

ペアリング

前記事でも書いたようにドンさんが雌雄共に後食開始しましたのでワクワクしながらペアリングを決行しました。

後食開始してから1か月ほど経過したタイミングでハンドペアリングを試みるものの、全くオスが反応せず。
そのため、ちょっと怖かったのですが同居ペアリングを決行しました。
構成としては下記のような感じです。
ケース:コバエシャッターミニ
エサ:プロゼリーを半分に切ったやつ2個
温度:まだブリード部屋が完成しておらず簡易温室で大体20度くらい
湿度:意識せず
期間:約10日間
10日ほど同居させてどちらも元気な様子でしたので、これは上手くいったのでは?
という事で産卵セットを組みました。

産卵セットの前に♀を追加でお迎え

最初にペアリングした♀だけでは幼虫の数が不安かな、と思いヤフオクにてドンミヤマ♀の単品を購入しました。
2♀いればけっこう幼虫取れるんじゃない?という思いで。

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2人目の♀ちゃんをペアリング

ということで1人目の♀ちゃんを産卵セットに投入している期間で、2人目の♀ちゃんともペアリングを決行しました。
最初のペアリングが10日間同居OKでしたので、同じ感構成で同居開始しました。

ケース:コバエシャッターミニ
エサ:プロゼリーを半分に切ったやつ2個
温度:ブリード部屋で22度~23度
湿度:60%程度
そして4日目くらいに悲劇が訪れました。
♀殺し・・・・・です。
クビがたれーーーんっとなっており、☆になってしまいました。

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最初のペアが上手くいったので何の疑いもなく同居に踏み切ったのですが、大失敗です。
原因を考察してみたのですが、
①そもそもミヤマはけっこう気性が荒い
②雌雄の相性がイマイチだった可能性
③ケースが狭すぎた
このあたりかなと。
パラワンヒラタなどの飼育ブログを読むと大あごを針金やグル―ガンで固定してペアリングさせるという記事を良く見かけたのですが、ミヤマではまあ平気だろうと思い、あまり気にしませんでした。
対策としては
①♂の大あごを固定する

これで完璧に防げる事象だと思います。
今後の糧にしようと思います。

産卵セット導入

時を同じくして、最初にペアリングした♀を産卵セットに導入しておりました。
構成としては下記のような感じです。

ケース:クリアスライダー大
マット:フォーテック 産卵一番5L
加水:適度(少し水少な目にしてみました)
固さ:ぎゅうぎゅう詰め
温度:22度~23度
湿度:60%程度
その他:表面分に足場材を少々追加

[peg-image src="https://lh3.googleusercontent.com/-wSmZALMQrfo/XBWEFyAJGVI/AAAAAAAAAJ8/kPxRJEZ5PTgkTxooXwyp8wGJ-mpC9ZG0QCCoYBhgL/s144-o/IMG_3212.JPG" href="https://picasaweb.google.com/117900421571083209235/6635354525369691121#6635354860856875346" caption="" type="image" alt="IMG_3212.JPG" image_size="3264x2448" ] [peg-image src="https://lh3.googleusercontent.com/-1LsPRnEIdlg/XBWEF-byhLI/AAAAAAAAAJ8/Jesx7gaqQy4tKAzalnV8eEudMSTCzB9zACCoYBhgL/s144-o/IMG_3195.JPG" href="https://picasaweb.google.com/117900421571083209235/6635354525369691121#6635354864194061490" caption="" type="image" alt="IMG_3195.JPG" image_size="3264x2448" ]

♀を投入すると、すぐにマットに潜水開始!
これは期待が高まります。
それから4日ほど姿を見る事はなく、恐らくずっとマットに潜っていたものと思われました。
そして5日目に観察するとマットの上に浮上しておりました。
ほう、産卵が終わったのかな?
そして6日目に観察すると☆になっておりました・・・・

[peg-image src="https://lh3.googleusercontent.com/-mq94MFivCik/XBWEF7245qI/AAAAAAAAAJ8/RuYmjESomXUO2F3B6sweUGtPV9FTavPqgCCoYBhgL/s144-o/IMG_3211.JPG" href="https://picasaweb.google.com/117900421571083209235/6635354525369691121#6635354863502419618" caption="" type="image" alt="IMG_3211.JPG" image_size="3264x2448" ]

え、ちょっと早すぎやしませんか?
最後の力を振り絞って産卵したのでしょうか・・・

焦り過ぎ新米ブリーダー

気になり過ぎて仕方ないので産卵セットを割出してしまいました・・・

[peg-image src="https://lh3.googleusercontent.com/-uurQXyKNG9U/XBWEF9oJR4I/AAAAAAAAAJ8/7nNdKQcULi4PtptfGrOFFo3mtkknM7yWgCCoYBhgL/s144-o/IMG_3214.JPG" href="https://picasaweb.google.com/117900421571083209235/6635354525369691121#6635354863977449346" caption="" type="image" alt="IMG_3214.JPG" image_size="3264x2448" ]

結果、何もありませんでした・・・
というかマットの深くまで潜った形成が全く見られず、どうやら産卵行動には入っていないようでした。
原因を考察してみると
①ペアリングが上手くいってなかった可能性
②実は同居中に♂にダメージを与えられていた可能性
③ペアリングするのが遅すぎた可能性
①②はけっこう濃厚な可能性を感じます。ただ、雌雄が何となく仲良くしているように見えたのであまり気にしていませんでした。
後食開始から1か月というのが待ち過ぎたのかもしれません、その間に寿命が来てしまったという可能性も。
すぐに代打の♀をヤフオクで探しましたが、あまり流通の無い種のため件数は0件
♂の寿命も持ってもあと2ヶ月ほどでしょうか。
ほぼ撤退が確定しそうな感じです。

結果まとめ

ドンミヤマのブリードに挑戦したわけですが、結果は惨敗・・・
けっこうショックです。
♀を2頭用意して万全の体制のつもりだったのですが、結果には結びつきませんでした。
今年のクリスマスにクワカブイベントのKUWATAが横浜で開催されますので、そこで♀が出ていたらお迎えしようと思います。
それまで♂の方の寿命が持つかどうか・・・
何とか次世代に1頭でもいいので命を繋ぎたいですが、難しそうです。
どこかでまたチャンスを見つけて挑戦したいです。
本当にカッコいいクワガタですので。

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