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ゴライアスオオツノハナムグリの羽化報告
今日わNaomiです!
本日のお題は世界最大のカナブン、ゴライアスオオツノハナムグリ です。
お先に結論として、、、幼虫飼育は上手くいきまして4頭のうち2頭が羽化しました!!
しかしながら、けっこうな羽化ズレになってしまったため繁殖は見送ることにしました。
本記事ではあまりWebにも掲載のないゴライアスの幼虫飼育についてフォーカスしていきたいと思います。
それでは宜しくお願い致します。
これまでのゴライアス
簡単にこれまでのゴライアス飼育の経緯などについておさらいを。
2019年の年末に幼虫を4頭入手していたんですね、もういつ入手したか忘れていましたね笑。
★過去記事はこちらから
入手してからはすくすくと成長していき、夏から秋にかけてくらいでサナギになり冬に羽化した感じですね。
ゴライアス2頭羽化!
まず最初に♀が羽化しました!が、そのあとは繭玉が2個滅びて、最後に♂が羽化したという感じですね。
ではゴライアスの姿をどうぞ笑。
★写真
やはりデカイですね!カナブンとは思えないオーラを纏っています。
あとは手が非常に長いですね、あと動きがとても俊敏です。子供は怖いと思います笑。
冒頭でもお伝えしましたが、繁殖については見送っていますので本記事では幼虫飼育から羽化について考察していきたいと思います。
ゴライアスの幼虫飼育
ゴライアスの幼虫飼育で重要なのが「タンパク質」になります。
要はお肉ですね!
彼らはカブトムシ のようにマットだけを与えていても成長できず、タンパク質の摂取が必要になります。
温度は20度以上25度以下くらいで管理しました。
与えたタンパク質
私の飼育環境で与えたのはキャットフードになります。人によっては生の鶏ささみ肉を与える人などもいるようです。
それはなんかちょっとマットがとても汚れそうな気がしたので、私はキャットフードにしました笑。
基本は毎日か2日に1回ほどキャットフードを与えて成長させました。1回に与える量は小さいスプーン1杯分くらいですね。
使用マットと交換頻度
使用したマットはダイナステスマスターズのBeetleマットです。このマット、本当に使い勝手が良くてリピートしまくっています。お薦めです!
ゴライアスの飼育もこのマットで全く問題ありませんでした。
キャットフードを与えるので、ダニが猛烈に増えます。。。非常に不快ですね。私の環境で月に1度くらいを目安にダニが増えてきたらマット交換する感じで飼育しました。
ケースについてもミニケースで全く問題ありません。マットを食べるというよりはキャットフードを食べますの、フードが見つかりやすいサイズの方が飼育に向いてると思います。
ワンダリングと繭玉に関して
ゴライアスはある程度成長してくると、ワンダリングと呼ばれる行動をします。
具体的にはケース内のマットから出てきて、なんだかウロウロとします。外に出ようとしているような感じですかね、見ればすぐにわかります。
このワンダリングが始まったらサナギになる合図です。
見逃さないようにして、容器の交換をしましょう。
ワンダリングを確認した幼虫は1600ccか2300ccのポリボトルに入れ替えました。この時、マットはたくさん入れてあげます。
こうすることでワンダリング行動が落ち着き、繭玉を作り始めます。
繭玉の管理
繭玉の管理については気を付けたいところです。
ツヤクワガタ系も繭玉を作ってサナギ→羽化となりますが、この繭玉は可能な限り触らないようにした方がいいと思います。
私は漏れなく触ったのですが笑。我慢できずに繭玉をオープンした個体は死んでしまう可能性が非常に高いということがわかりました。
様子を見たい気持ちをぐっと堪えて、自力でハッチしてくるのを待ちましょう。
温度や湿度についてはさほど気にすることはなく、幼虫管理と同じで平気そうです。
総括
幼虫飼育から羽化までは成功したゴライアス、総じて面白い虫でした!
まずキャットフード食べる時点で面白いですね。
野生では動物の死骸などを食べてるのかな?などと想像が膨らむ面白い虫です。
ぜひ皆さまも機会があればゴライアスオオツノハナムグリ の飼育、挑戦してみてください!!
では、本日のここまでです。
ありがとうございました!