タランドゥスオオツヤクワガタの飼育方法【産卵編】

こんにちわ!Naomiです!
今回は飼育方法まとめ記事となります。

お題はみんな大好きタランドゥスオオツヤクワガタです!
タランドゥスはアフリカが生んだ黒いダイヤですね。この見た目、ツヤが半端ないです。

2020年はこのタランドゥスにがっつり力を入れていきたいと思っています。
そんなタランドゥスですが、ペアリングと産卵について飼育方法をまとめていきたいと思います。

タランドゥスオオツヤクワガタについて

タランドゥスはアフリカに生息する一風変わったクワガタです。簡単ですが、概要をまとめてみます。

タランドゥスオオツヤクワガタ 基本データ
学名:Mesotopus tarandus
主な産地:アフリカ大陸西部 コンゴ
最大体長:91.4mm(2019年BE-KUWAレコード)

タランドゥスの最大の特徴はそのツヤツヤですね!この黒光り、すごいですよね。最初に見た時は衝撃を受けました!

エナメルバッグかと思います(笑)。

タランドゥスには面白い特徴があって、威嚇バイブレーションするんですね。携帯電話みたいにブーブー鳴るので面白いです!
サイズもけっこう大きくなりますので、大型化を狙った飼育も楽しめますね。

成虫飼育の基本

タランドゥスの成虫飼育では特段気をつけることはありません。飼育できる温度の幅も比較的広いので真夏と真冬だけ温度管理をしてあげれば十分に飼育できます。

私の環境では適温は25度程度と判断しています。
本種はなかなかに長寿で、個体差はありますが1年近く生きます。

餌をけっこう食べますので、餌切れに注意しながら温度管理をしてあげれば長くその姿を楽しむことが可能です。

♂は少し凶暴なところがありますので、ペアリングを狙ってる時以外の♂♀の同居は避けましょう。

後食とペアリング

後食

本種は寿命も長いので後食を開始したあともじっくり成熟させてからペアリングに移行してくのが吉と思います。
大体3ヶ月ほど待って、ゼリーの喰いを見て判断していく感じがGoodだと思います。

ペアリング

ペアリングについてはハンドペアリングでも可能という話を見聞きしますが、私の環境では同居ペアリングにしています。
同居ペアリングの良いところはペアリングが始まることを見て待ってる必要がない点ですね。

ずっと待ってるのは普通に疲れますので、同居ペアリングの方が放置できる点が良いです。
その代わりペアリングが上手くいってるかどうかを目視できない点がデメリットになります。

しっかり成熟していれば4~5日同居すれば大体ペアリングは上手くいくようです。

本種の♂はけっこう凶暴なところがありますので可能であれば同居ペアリングの際は♂の顎縛りをしましょう。
顎縛りには電源コードなどをまとめるための「ねじりっこ」と呼ばれるアイテムが最適です!

私は顎縛りには「ねじりっこ」のみ使用しております。

産卵セット

本種の産卵セットは主に2種類あり、どちらを選択する形になります。

①植菌の材を使う

まず一つ目がキノコ菌糸を材に植えつけた植菌材を使った方法です。普通のくち木材を加水して使うのではなく、生きた菌糸が植えられた材を使う方法ですね。

本種で使うのは植菌カワラ材もしくは植菌レイシ材になるでしょう。

セットの方法はいたってシンプルで、入手した材をケース内に転がしておくだけです。
この際材の加水も不要、かつ樹皮を剥く必要もありません(写真では少し剥いてます)。

適当な床材マットを敷いてその上に材を転がすだけというシンプルさですね。
下手に埋め込んだりすると逆に材内部へ空気が入りづらくなり酸欠を起こす可能性が高まるようですので注意が必要です。

私の環境では菌糸ボトル産卵をさせてしまうことが多いので植菌材への産卵はあまりやっていませんが、今後積極的に取り入れて色々と考察していきたいところです。

②菌糸ボトルを使う

続いて菌糸ボトルを使う方法ですね。
こちらの方がさらに手軽で、買ってきたカワラ菌糸ボトルを転がしておくだけです(笑)。

ポイントとしてはボトルを開けた後に、一部に穿孔しやすいように穴を開けておいてあげると良いです。

あとは選ぶ菌糸ボトルですが、おすすめは添加の少ないボトルになります。
産み落とされた卵は菌糸に巻かれると死んでしまいますので、底添加で菌糸の勢いが弱いものを用意してあげると結果が良いと思います。

オススメは神長きのこ園のグリードSL産卵ボトルなのですが、2019年10月現在入手が難しいようです。
また入手経路が確立されたら私自身も購入したい製品なのですが・・

菌糸ボトル産卵ではボトル壁面から卵や幼虫を確認できる点が良いです。材産卵ではこれができませんので、割り出し時のリスクも少し高まると感じます。

材の方がよく産むという話もありますので、どちらを選択するかはブリーダーごとの趣向や環境に依存しますね。

割り出し

続いて割り出しですが、注意点1つだけ、割り出しを早くしすぎないことです。
早々に割ってしまうと卵や初令幼虫の状態で割り出すことになってしまい、死亡リスクが高まります(我慢できないことも多々あるのですが・・・)。

おすすめはじっくり待ってからの割り出しです。
幼虫もある程度の大きさになっていますので、菌糸ボトルや菌糸プリカに移行した後の生存率がぐっと上がると思います。

おおよそですが、セットしてから1ヶ月〜2ヶ月程度で雌を次のセットに移し、その後さらに2ヶ月ほど待ってから割り出すと概ね幼虫が大きくなっていると思います。

菌糸ボトルを使ったセットであれば幼虫の大きさが外から視認できますので、それを目安に割り出していきましょう。
菌糸ボトル産卵セットについては下記の記事を参考にして頂ければと思います。

まとめ

さて、まとめですが本種のブリードは比較的容易な部類に入ると思います。

多少羽化ズレがあった場合でも長寿な本種ではお互いの成熟をじっくり待つことができます。
ミヤマ種などの寿命が短い種ではこの方法が取れず、親虫を入手する際にも羽化日をきにする必要があるなど注意点がありますが本種はその必要はありません。

じっくり親虫を成熟させてあげれば自然と産卵までもっていけると思います。

産卵セットについてもその昔はカワラ菌糸やレイシ菌糸の材やボトルが適合するということが知られていなかったので難易度が高かったようですが、現在は方法も確立されており製品も高品質なものがたくさん出ています。

飼育を始めたばかりの方にも敷居が低いです。

本種は非常に魅力的な種ですので、ぜひ一度は飼育してもらいたい種です。

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