モセリオウゴンオニクワガタのブリードに挑戦

こんにちわ!Naomiです。
今回は新しく増種しておりましたモセリオウゴンオニについての記事となります。
実は2019年の秋冬にモセリの野外品に手を出しておりました(笑)。
結論から書くと、WF1の幼虫が現在6頭取れております。これで全てですので、6頭の幼虫をベースにWF2への類題を進めなければいけないという状況です。
ですが野外品から幼虫が取れた事は非常に喜ばしく、ブリードも一応成功という事で困った点や工夫した点などなど情報を共有させて頂きたいと思います。
それでは飼育記スタート致します!

念願のモセリオウゴンオニ

2019年はババオウゴンオニ、ローゼンベルグオウゴンオニと複数種オウゴンオニの飼育をスタートした年でした。
そこですっかりオウゴンオニの魅力にハマってしまったわけですね。
ババ、ローゼンときたらモセリもやらないとダメでしょう?というわけです。
個人的にはモセリのちょっといぶし銀ぽい雰囲気がけっこう好きです。ババみたいにキラキラした感じではなく、少し曇ったようなマットな質感が男っぽくて好きですね。
もちろんババも好きなんですけど。
で、始めるなら野外品で始めたいなと思ったわけです。
飼育品でのスタートでも全然OKなのですが、やはり野外品から累代してみたい!という事で、飼育品よりも高くつきますが野外品を入手していざブリードです!

モセリオウゴンオニ♀単品を入手

今回は都内にある某昆虫ショップ様より2019年秋シーズンに輸入されたモセリ♀単品をお迎えしました。
持ち腹を期待しての♀のみ購入ですね。
ミシュミミヤマのブリードの際に、持ち腹でたくさん幼虫が取れたこともあったので「♀だけでイケるだろう」という甘い考えがありました。

産卵セットへ投入

生体が手元に届きましたので、早速産卵セットを組んでいきます。
野外品個体はとにかくスピード勝負。少しでも早く産卵行動に入ってもらって多くの幼虫を取っていく心づもりで挑まないと急に落ちてしまう可能性があります。

産卵セット詳細

今回用意した産卵セットは、カワラ菌糸の産卵ケースです。神長きのこ園さんが出しているグリードSLのケースが有名ですね。
まずはこちらを使ってセットを組んでみました。

セット詳細①
産卵材:カワラ菌糸産卵ケース
エサ:KBプロゼリー
温度:25度前後

1週間ほど経過すると、菌糸内にメスが潜っていることを確認しました。
ですが少し削りカスが少ないような印象、産んでいるかどうか怪しいです。
2週間を経過しましたので一度♀をリリースして次のセットを組んでみました。
2つ目のセットは菌糸ボトルを用意しました。2Lサイズで大きさもあり、オガの粒子も細かいので産卵には非常に向いていると思われます。

セット詳細②
産卵材:カワラ菌糸産卵ボトル
エサ:KBプロゼリー
温度:25度前後

こちらも1週間ほどでボトルへ潜っていったのですが、いかんせん削りカスが少ないです。
個人的な見解として、この削りカスの量や雰囲気は非常に重要で、いかにも「産んでそう」な削りカスの雰囲気というのがあります。
それが今回は無いです。
持ち腹ではなかった可能性が出てきました。

セット割り出し

ここまでに2セット組みましたが、どうも産卵していないような予感がしました。
そこで普段はすぐに割ったりしないのですが、今回は産卵してなかったら対策が必要ですので確認のために割り出しを行いました。
結果、産んでませんでした。
やはり、という感じですね。持ち腹ではなかった可能性が高いです。

野外品の♂を追加で入手

このままでは引き下がれないので、♂の野外品を入手しました。
ショップのモンスターさんで購入した同産地の♂を譲っていただきましたのでペアリングして幼虫を取れればWF1として累代していくことが可能です。
もう♀が到着してから1か月以上経過していますので、焦ります。

早速ペアリング

ペアリングは1週間の同居ペアリングを選択しました。ハンドペアリングですと精神的にそわそわしますので。
念のため♂の顎も縛って小ケースで同居させました。

産卵セットへ投入

ペアリング期間が終了しましたので、産卵セットに投入します。
これまでの2セットは菌床産卵でしたので、今回は材産卵のセットを組みます。
材の方が相性が良い可能性もありますので、手を変え品を変えという感じです。
用意した材は、微総研という会社が扱っている植菌レイシ材です。
材も柔らかそうでいい雰囲気です。

セット詳細③
産卵材:微総研 植菌レイシ材
エサ:KBプロゼリー
温度:25度前後

さて、ここからが勝負どころですね。
ほぼ確実にペアリングも終わっていると思いますので、産んでくれるかどうか。

穿孔を確認

セットから2~3日で材への穿孔を確認しました。
今回の削りカスはいい雰囲気です。おそらく産んでますね。
この材へは反応が良かったのでこのまま3週間ほど放置しました。

♀が☆に

3セット目を組んで1か月ほどでしょうか、♀が☆になりました。
結局、産卵してそうなセットは3セット目だけとなりました。
無事に幼虫が取れると良いのですが。

セット割り出し

恐らく産んでいるであろう産卵材をいよいよ割り出すわけですが、ここで1点今回学んだ事をご紹介させて頂きます。

産卵材の管理

そんなの当たり前だろ!という声が聞こえてきそうですが、♀をリリースした後の産卵材の管理についてですね。
今までは特に気にしてなかったのですが、レギウスの産卵材がカラカラに乾燥してしまい卵が干からびた経験からモセリの方では同じ失敗をしないために産卵材の管理を徹底しました。

具体的に実施したことは下記となります。

取り出した植菌材の管理
①埋め込みマットを加湿して半分ほど材を埋める
②定期的に霧吹きで加湿する

部屋の湿度が高い環境であればまた別の管理になってくると思います。
大事なのは材の水分量をコントロールしてあげることだと感じました。
ぐちゃぐちゃでもダメだし、カラカラもだめで適度な水分量を保持していることが大事です。
お肌と一緒ですね。
というわけでしっかり材を管理しつつ2か月ほど経過しましたので割り出しを行いました。

割り出し結果

はい、結果ですが、取れました!予想通りです!
ただ数は少なくて6頭のみでした。
最後の力を振り絞って産んでくれたのでしょう。
この5頭を大事に育ててWF2獲得に向けて頑張っていきます。
大きさもいい感じですね。2令には加齢している感じで、☆になる可能性は低そうです。

菌糸にお引越し

割り出した幼虫はカワラ菌糸にお引越ししました。
うちで使っているカワラ菌糸は基本的に月夜のきのこ園さんのカワラ菌糸です。
コスパが良く、普通に育ってくれますので大変重宝しております。
カワラブロックを詰めるのが大変ですよね。

ここは菌糸瓶を使っているブリーダーさんはみなさん同意してくれると思います(笑)。
とまあそんなわけで幼虫が取れましたのでここからおよそ1年弱ですかね。
落とさないようにしっかり飼育していこうと思います。
モセリの飼育方法についてはのちのち纏め記事にしていこうと思いますので、これから挑戦される方の参考になるような1本を投稿できるように精進します。

ありがとうございました。

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